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みんなの「俳句」ブログ


7月句会「結果」

2018/07/10 13:43
  第70回 7月句会「結果」
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8月句会は7月31日(火)午後5時投句締め切りの2句出しです


特選句 選評集

3.太古より夢のつづきの白夜かな(ひろみ)
【大津留直さん評】
一読、シベリウスの音楽が聴こえてくる。
否、シベリウスの音楽でさえ、大地母神が
太古より見続けている夢の一部を切り取ったものに過ぎない。
白夜を覆う群青がそれを証している。

4.岩肌の流れ出してや夏の蝶(高資)
【加藤直克さん評】
岩肌という無機質のものに潜む身体性、いいかえれば壊れやすさと
流動性を「夏の蝶」という季語に一気に収斂させたところに感歎した。
「流れ出す」という表現も臨場感を捉えて巧みである。

【星人評】
魅力的な上五中七をどう読むか。
飛んでいる蝶の視線と読むのもいいだろうし、
岩に休んでいた蝶の群れが一斉に舞い上がった景と捉えるのもいいだろう。
さまざまな読みができるが、私は地上を経巡る水を詠んでいるとみた。
舞台は滝。具体的には九重町の龍門の滝。
夏場、滝滑りでにぎわう豪快な二段落としの滝だ。
この句は龍門の滝を滑り落ちる水の視線で読むと分かり易い。
「流れ出してや」のスピード感は清らかな水の勢いにほかならない。

5.天地人静まりかえる木下闇(直克)
【森信之さん評】
茂った夏の木々の葉が重なりあって
暗く、ひっそりしている。
宇宙の万物、全ての活動が停止し
静まりかえっている。
そんな情景が浮びます。

15.昼顔やよりどころなく己れ巻く(浮葉)
【於保淳子さん評】
柔らかくはかなげな昼顔ですが、無意識のうちにも巻いていく、
そうせざるを得ない切なさを感じます。

26.芍薬や暮色に入りて妖気めく(信之)
【石田桃江さん】
妖気めくで人をまどわすような美しさが
ますます際立ちます。

28.モーツァルト聴かされてゐる蟇(星人)
【朝吹英和さん評】
身じろぎもせずに神妙な顔つきで蹲る蟇。
恰もモーツァルトの音楽を聴かされているようだという諧謔味。

【阪野基道さん評】
モーツァルトと蟇の取り合わせに妙味があります。
小生ならば、蟇にモーツァルトのピアノ協奏曲23番第2楽章を聴かせたい。
特にホロヴィッツが良い。
中七・座五の措辞には、今の時代、失われている、あるいは、
軽んじられている(と思われる)、大切な「心」があるように感じました。

【五島高資さん評】
およそモーツァルトとはかけ離れた蟇。
しかし、いずれの音声も魂の響きと聞けば命の賛歌に変わりない。

29.合歓の花映し神鏡やはらげり(ゆう)
【加藤昌一郎さん評】
合歓の花程愛らしい花はないと思う。気取ったり勿体ぶったりしない。
その癖恥しがりで気が小さい。私は合歓の花が大好きです。
神様だって私と同じと思いたいです。

【鈴木浮葉さん評】
アマテラスの御魂でもある八咫の鏡にしろあのほんわりとした化粧はけのような
ピンクの花を映しだせば和らぐだろう。名前からしてエロチックですし。

30.やませ来る直角に杉縫うて来る(星人)
【服部一彦さん評】
冷涼で農作物に被害をもたらす山背風が、復興未だしのこの地を襲う。
災害はいつになったら区切りがつくのか。あるがままに決然と対峙する。
阿部完一の名句など想い出させる。

【真矢ひろみさん評】
「どっどどどどうど」と賢治が生徒に読み聞かせた
いわれる発語を、中学生のころテープで聞いて
その臨場感に驚いたことを思いだした。

【松本龍子さん評】
一読、直感的把握を感じる。やませは6月頃東北地方の日本海沿岸に
山越えして吹く寒い夏風。この一筆書きのドローイングには作者の感動が
スピードを持って伝わってくる。森の生命が見えてくる。

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7月句会「選句」

2018/07/03 23:29
6句選、そのうち1句が特選
特選句に短評を付してメールで返信のこと
7月10日(火)午後5時締め切り

1 梅雨晴間笑みを集めて風抜ける 
2 紫陽花やがくそれぞれの濃紫    
3 太古より夢のつづきの白夜かな   
4 岩肌の流れ出してや夏の蝶     
5 天地人静まりかえる木下闇     
6 七月の瑠璃空深く迷ひけり     
7 草枕まぶたに透ける夏の月     
8 姫女菀身じろぎもせぬ立ち別れ   
9 生まれ死に生まれ死にして蟬時雨  
10 雷鳴にくふくふと鳴く蒼孔雀    
11 紫陽花やホルンを抱きて尼僧行く  
12 鳴く亀を探すに久遠の池に入る   
13 泣き已みて眠る天使や梅雨の月  
14 跳ねるもの水面に還り水の蛇    
15 昼顔やよりどころなく己れ巻く   
16 ホトトギス季語は不自由かつ自由  
17 あじさゐの森閑として生を継ぐ   
18 青葡萄少年鼓手の目路遥か     
19 夢のあと綿毛放ちぬ鬼薊      
20 くちびるの薄き女や青鬼灯     
21 酔芙蓉の片言隻句糺問す      
22 雨粒に移る彩り七変化       
23 下積みの重さに炭化梅雨の本    
24 日の匂ひ取り込み畳む梅雨晴間   
25 新緑の回廊の中歩きけり      
26 芍薬や暮色に入りて妖気めく    
27 流るるや風鈴の音星の音
28 モーツァルト聴かされてゐる蟇
29 合歓の花映し神鏡やはらげり
30 やませ来る直角に杉縫うて来る

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7月句会告知

2018/06/30 11:19
投句少なく、7月句会の選句公開は3日夜とします
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6月句会「結果」

2018/06/11 21:08
  第69回 6月句会「結果」
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7月句会は6月30日(土)午後5時投句締め切りの2句出しです


特選句 選評集

1.頂へひたすら背負ふ青葉潮(高資)
【大津留直さん評】
青葉潮とは、5-6月の黒潮のことで、多くのプランクトンを含んでいるため、
藍色に見えることから太平洋側の漁師たちによって「青葉潮」と呼ばれている。
この句においては、おそらく、スサノオノミコトがその青葉潮を日本各地の
山々の頂へともたらすことによって、豊穣が隅々にまでもたらされると
考えられているのであろう。俳句による神話復活の壮大な試みの一つと私は読んだ。

2.今日を啼く老鴬昨日を振り払ひ(直克)
【松本龍子さん評】
一読、空の雲に光が見えてくる。毎朝、近くの木に棲んでいる鶯
の声で目覚めている。繰り返す声の反復は人間の溜息や独り言
と同じではないかと思うことがある。時には弱く、時には強く「昨日
を振り払ひ」今日を啼いているのかもしれない。老鶯ならなおさら
だろう。

【森信之さん評】
今を生き抜くためには、昨日までのことを忘れることも必要なこと。
まさに振り払わなければと思う。

【星人評】
前にも書いたが、夏の鶯を「老鶯」と呼ぶのはおかしなものだ。その声は
春より張りがあり森全体を響かせるほどだ。若々しくて決して老いてはいない。
しかしここではその「老」の一字があるから、句に深みが出ている。
困ってしまったが、てのひらを返してでも取りたい一句だ。

3.蟲あゆむ先の豆飯晩餐会(ひろみ)
【石田桃江さん評】
蟲たちが豆飯のご相伴にあずかろうと晩餐会にあゆんで行く。
豆好きの蟲達のことがいろいろ想像できて愉快な句だと思います。

9.蛍舞ふ森は観音開きかな(星人)
【加藤昌一郎さん評】
素晴しい句ですね。京都の蓮華王院の明りを皆消して、
三十三間堂の扉を全開し、中に千、万の蛍を放つ。
そんな画面が浮びます。想像しただけで凄い光景ですね。

【鈴木浮葉さん評】
観音開きが効いている。点滅する光を抱く真っ黒な森が顯つ。

【於保淳子さん評】
たくさんの蛍が舞っている森が目の前に現れた。
扉を開いたら見えた一枚の絵のような感覚です。

【五島高資さん評】
蛍火が金粉のように誘っているようである。
異空間の入り口のようでもある。不思議だが共感の一句。

10.正面にかんなび置いてゆく揚羽(星人)
【加藤直克さん評】
揚羽が去ったあと、神が住まうとされる山、もしくは磐座が
真正面に迫ってきたということであろうか。揚羽というはかない生物と
万古不易の磐座の対比が、一つのいのちの現れであることを気づかせてくれる。
「正面に」の措辞が清き明き心という姿勢を伝えていて、
気持ちが引き締まる思いがする。

11.更衣肘が途方に暮れてゐる(ゆう)
【服部一彦さん評】
肘は「肩肘を張る」のように男の意地を表象する大事な道具。
それが無防備に露出されると当座は滑稽な感じが否めない。
こういう俳句がもっとあっていいと思う。

【阪野基道さん評】
今まで衣服で覆われていた肘が、更衣で突如、外へ露出され、
路頭に迷うがごとく戸惑う、というユーモアがあります。
中高生の頃、女生徒のセーラー服が夏服の半袖に切り替わったとき、
肘の裏の皺が眩しかったことが思い出されました。
見る側も、見られる側も途方に暮れてしまいます。

13.夕まけて呼吸へ帰る夏木立(直)
【真矢ひろみさん評】
「夕かたまける」と解釈してよいのだろうか。
言葉で景を描くとは何か、ふと思い返した。

25.六地蔵椿の落しくらべかな(昌一郎)
【朝吹英和さん評】
周辺に落ちゆく椿の様子を見守るが如き六地蔵との
取り合わせが絶妙である。



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6月句会「選句」

2018/06/03 19:42
6句選、そのうち1句が特選
特選句に短評を付してメールで返信のこと
6月10日(日)午後5時締め切り

1 頂へひたすら背負ふ青葉潮
2 今日を啼く老鴬昨日を振り払ひ   
3 蟲あゆむ先の豆飯晩餐会      
4 黒潮へ入る日に照るや松果体    
5 風吹きて銀髪乱るる麦の秋     
6 うつそみにあまたの思ひ明易し   
7 緑さすめざす頂晴天なり      
8 翡翠色たっぷり食すピース豆    
9 蛍舞ふ森は観音開きかな      
10 正面にかんなび置いてゆく揚羽   
11 更衣肘が途方に暮れてゐる     
12 金星を伴に出立夏の月       
13 夕まけて呼吸へ帰る夏木立     
14 筍の夜は光る眼わらべ歌      
15 足元の砂掬われて初夏の波     
16 網戸越しテレビ越し世界見たつもり 
17 ほうたるや全山の夜気点滅す    
18 クラス会果てて幾年蛍の夜     
19 限り無き時を遊んで薄暑かな    
20 風鈴や遊び尽くさむ身の限り    
21 明け方の夢に近づく蛇の衣     
22 六月の雨に竜骨濡らす浜      
23 山寺の秘仏開帳梅雨晴るる     
24 麦秋や白磁の皿にパスタ盛る    
25 六地蔵椿の落しくらべかな     
26 山鉾の熱気の迫る若葉かな     
27 石棺に這ふのは蜥蜴か月光か    
28 椿咲く祭り太鼓の音させて     
29 新樹光山鉾を曳く木遣唄      
30 夏至の空溶けはじめてる記憶かな



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5月句会「結果」

2018/05/13 11:55
  第68回 5月句会「結果」
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6月句会は5月31日(木)午後5時投句締め切りの2句出しです


特選句 選評集

2.牡丹咲いてすべてよしなし事ばかり(一彦)
【真矢ひろみさん評】
牡丹の引き合いの言葉、「徒然草」冒頭で
も使われた古語「よしなしごと」が
腑に落ちる。

3.初蛍カインの闇を泳ぐかな(基道)
【服部一彦さん評】
蛍と創世記のカインとは何の関係もなさそうだが、
人間世界の嫉妬という業の深さを生まれながらに背負わされて
来たような初蛍の危うさに見るとき、その優美さはさらに耀く。

5.星屑に農機具横たふ柿若菜(一彦)
【五島高資さん評】
農機具の背景に瞬く星々と柿若菜の瑞々しさが共鳴する。

6.単眼の父より生るる夏銀河(基道)
【加藤直克さん評】
「単眼の父」というとまずはゲゲゲの鬼太郎の親父が思い浮かぶ。
だが同時にギリシア神話のキュキュロプス、果ては昆虫の単眼にも想いが
及ぶ。しかし現実には片目の機能を失って不便に耐えている一人の老人の
ことなのであろう。しかしこのようなイメージの重なり自体がまさに
夏銀河の生成なのであろう。

【星人評】
やはりオディロン・ルドンの版画や絵画を思った。彼の描いた
顕微鏡下の細胞の世界と銀河の広がりには共通した構図がある。
上五中七でその神秘性を表現している。

8.メモリーの底剥がれゆく夕焼かな(英和)
【石田桃江さん評】
美しく荘厳な夕焼を眺めていると
はるか昔の記憶が剥がれて思い出されて来る。
しみじみと今在ることの幸せを思います。

18.薪能背後の月が泣きに来る(龍子)
【加藤昌一郎さん評】
演能は「隅田川」か「三井寺」か。
涙を拭う月に感想を聞いたら、
煙が眼に入ったと答えるかもしれないが。

【大津留直さん評】
夕方野外で始まる薪能のクライマックス近くなった頃、
それまでは気付かなかった月が煌々と差して来て、まるでその能の
主人公の運命を観客と共に泣きに来たようだというのだろう。
薪能を巻き込んだ自然のドラマが活写されている。

20.雨粒にふるえる余花のピチカート(直克)
【於保淳子さん評】
寒さなのか雨に揺れているのか、雨音と揺れている花が
一緒にハーモニーを奏で、雨の景を楽しんでいるようです。

25.研ぎ終へし刃に春愁のなかりけり(星人)
【鈴木浮葉さん評】
研ぎ澄ました刃に迷いはない。
春愁なしと言い切ったところが秀逸。

【阪野基道さん評】
刃は研がれれば生き物になります。そして先鋭的になります。
その鋭利な刃は、春愁という人間の情緒を軽く一蹴し、
人の心の届かぬ位置で自立するかのようです。

27.さつきから胡弓の音色初つばめ(ゆう)
【森信之さん評】
ゆったりとした時間の中、穏やかな一日を感じます。
胡弓の音色と初つばめが妙に呼応している。

28.閑さが敷かれてをりぬ落椿(星人)
【朝吹英和さん評】
存在感のある椿だけに地面に落ちている様には
虚しさが強く感じられる。上五中七の表現に得心。

【松本龍子さん評】
一読、意外性のある句。赤色の椿が落ちている土に音も動きもない
様子、空気が敷かれていたという句意。木彫作家の須田悦弘の現代
アート『碁会所』には庭に本物の椿を植えて、部屋の畳に本物そっくりの
椿が17個置かれている。既存のスペースに「真実」と「フェイク」、
「虚」と「実」を対峙させて異化作用を狙っている。この句の場合は
「可視」と「不可視」の同化作用、新しさを感じる。

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5月句会「選句」

2018/05/03 11:29
6句選、そのうち1句が特選
特選句に短評を付してメールで返信のこと
5月10日(木)午後5時締め切り

1 人類のいつか滅ぶ日夕焼雲     
2 牡丹咲いてすべてよしなし事ばかり 
3 初蛍カインの闇を泳ぐかな     
4 青春を空に吸はせて啄木忌     
5 星屑に農機具横たふ柿若菜     
6 単眼の父より生るる夏銀河     
7 春暁の月の祈りや息となる     
8 メモリーの底剥がれゆく夕焼かな  
9 自他ともにはぐらかさざる紋白蝶  
10 サファイアの青透きとほる聖五月  
11 春昼や鏡に映る妻の顔       
12 前頭葉陽に当てている葱坊主    
13 山肌に雪の残るや鶏のこゑ     
14 雲型定規だけ知っている風の道   
15 春の夢ちゃぶ台返しを躊躇わず
16 素粒子に四つの力豆を炒る     
17 天道虫ぽつり背負へるアマテラス  
18 薪能背後の月が泣きに来る
19 梅真っ白五十回忌の遺影かな    
20 雨粒にふるえる余花のピチカート  
21 更衣頁が白に変わりけり
22 気の巡り取り戻したる若葉風    
23 囀りや森まといゆく恋の色
24 若葉さす山の吐息の深々と     
25 研ぎ終へし刃に春愁のなかりけり  
26 たつぷりとリラ冷まとふ螺旋階   
27 さつきから胡弓の音色初つばめ   
28 閑さが敷かれてをりぬ落椿     
29 方丈の岩屋に空や雪解水  
30 瀞む瀬に時を留めてや風薫る    

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4月句会「結果」

2018/04/11 15:22
  第67回 4月句会「結果」
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5月句会は4月30日(月)午後5時投句締め切りの2句出しです


特選句 選評集

1.剣玉の紐に絡まる春の星(龍子)
【加藤昌一郎さん評】
剣玉の紐に星がからまるという発想が面白い。
視覚的にもとても楽しい一句。

2.蹲へば雲母さざめく正御影供(高資)
【大津留直さん評】
季語は「正御影供」で春。正御影供(しょうみえく)は
真言宗で空海の入定の日である3月21日に行われる大規模な法要である。
その法要に参加し、平伏すると、白雲母を塗った紙から造った
散華(さんげ)がざわざわと音を立てたのであろう。
これが雲母(きらら)と呼ばれている。
一句の身体性を通して表された美しさがきわだっている。

3.夕されの魂のぼんぼり白木蓮(直克)
【真矢ひろみさん】
白木蓮:はくれんは好む花。ぼんぼりと
形から入り愉快。

8.囀りのひとつに導かれて森(浮葉)
【於保淳子さん評】
ひときわ美しい囀りと森の香りに春の空気を感じます。
「導かれて」に気持ちの動きが表れているようです。

10.もっと伸びろ春の岬に水をやる(昌一郎)
【服部一彦さん評】
岬は突端や終点ではなく、限りなく続く青春への期待を表象する。
でもほろ苦い追憶に裏打ちされてそれは浮かび上がる。

13.馬の目に黄蝶のよぎるユーラシア(基道)
【鈴木浮葉さん評】
ユーラシアが大きくて気持ち良い。

14.バイソンのごとき巌に落花急(直)
【加藤直克さん評】
アメリカバイソンは、別名バッファロー。
ネイティヴ・インディアンのスー族にとって、
食料と衣服、その他生活に必要なものの一切を依存する野牛であり、
通常群れをなして移動する。しかしやがて毛皮だけを目的とする白人に
乱獲され、果てはインディアンから食料を奪う目的で絶滅寸前まで行った。
そのバイソンと落花との取り合わせはアメリカ・インディアンの悲劇と
相まって胸に迫るものがある。

15.鳥の巣に宇宙の塵の届く音(基道)
【五島高資さん評】
鳥の巣はまさに生命のゆりかご。そこで生まれる生命もまた
太古の星の欠片に由来すると考えればいっそう趣深いものがある。

22.飛花一片うつつと夢を返しつつ(ひろみ)
【朝吹英和さん評】
儚さの象徴でもある飛花。桜を愛でつつさまざまな事を思い出した
芭蕉の心境であろうか。

【松本龍子さん評】
一読、詩情を感じる。現実と夢を交差させながら桜の一片が盛りを過ぎて散りながら
飛んでいるという句意。「うつつと夢」という二つの時間を重ね合わせるレトリック。
人間はどこからきて、どこにいくのか。桜の一片も人間も一元素に還って永遠に
循環する存在になる。「飛花」の中に、日本人の深層の感覚の上に「もののあわれ」
と「母の子宮にいた記憶」を呼び覚ますのは私だけなのだろうか。

【阪野基道さん評】
ひとひらの花びらが、ほらそこに、
今と夢幻を行きつ戻りつしながら舞っている。
なんと美しい景だろう。

【星人評】
上五に置かれた「飛花一片」の母音に比べて、
中七下五の「うつつと夢を返しつつ」の母音が
丸みを帯びている。上五にはしっかりと質感を持たせて、
中七下五の夢幻へといざなっている。

23.音合せ始まつてゐる落花かな(星人)
【森信之さん評】
桜の花は散り始めるとあっという間だ。
お互い申し合わせたように散っていく。
そして落ちていくのが聴えてくるように思えることもある。
さあこれから散りますよと準備万端、音合わせして
散っていくのであろうか。



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4月句会「選句」

2018/04/03 11:46
6句選、そのうち1句が特選
特選句に短評を付してメールで返信のこと
4月10日(火)午後5時締め切り

1 剣玉の紐に絡まる春の星      
2 蹲へば雲母さざめく正御影供    
3 夕されの魂のぼんぼり白木蓮    
4 花の塵蝶のかたちにうらがるる   
5 にひばりに日を浮かべてや春あかね 
6 蘆牙の日輪の眼に突き刺さる    
7 力水で顔を洗ったシャボン玉    
8 囀りのひとつに導かれて森     
9 花屑に鯉の貫録余すなし      
10 もっと伸びろ春の岬に水をやる   
11 詩人消ゆるも歌とこしなへ啄木忌  
12 今日一ㇳ日豊かに暮れしさくらかな 
13 馬の目に黄蝶のよぎるユーラシア  
14 バイソンのごとき巌に落花急    
15 鳥の巣に宇宙の塵の届く音     
16 花冷の寺の茶室や燠赤し      
17 通夜更けて目に止まりたる桜餅   
18 墓碑銘に「無」の一文字や花の冷え 
19 山肌に雪の残るや鶏のこゑ     
20 青饅の青き匂ひや雲真白
21 見上ぐれば雲に隠るや朧月     
22 飛花一片うつつと夢を返しつつ   
23 音合せ始まつてゐる落花かな    
24 山折に谷折蝶の組上る       
25 をちこちに腕の生まるる飛花落花  
26 刃物屋に用のあるらし桜散る    
27 春彼岸小雨に石の冷たさよ     
28 立ち止まる先の一天辛夷咲く

    
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3月句会「結果」

2018/03/11 13:28
  第66回 3月句会「結果」
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4月句会は3月31日(土)午後5時投句締め切りの2句出しです


特選句 選評集

9.板前が音させて斬る海苔一枚(一彦)
【阪野基道さん評】
海苔一枚を包丁で斬る、そして、その音、
いかにもしゃれている、と思います。
「赤ちょうちん、居酒屋」組には、
とんと縁のない世界のようですが、
こんなしゃれたお店で一献傾けたい。

10.水底を影が歩くや流し雛(基道)
【加藤直克さん評】
水底の影は流し雛を流した子供なのか、
それとも流し雛そのものなのかと戸惑うが、
そのどちらでもありうるということであう。
そこには季節の歩みとともに人の世の過ぎ去りやすさが
表現されているように思われる。

【於保淳子さん評】
透き通った清い流れに、雛人形を流した人の思いが
付いていくような、美しさを感じました。

11.秩父嶺の狼逝きて星も墜つ(直)
【鈴木浮葉さん評】
遂に巨星墜つ。兜太さんへのオマージュと追悼、
こういう風に歌ったらいいのだ、のお手本。
彼の「狼に蛍が一つ付いていた」句、私も大好きです。

【松本龍子さん評】
一読、胸を打つ。奥秩父山地の狼が死んで、星も墜ちてしまったという句意。
先日亡くなった金子兜太の代表句<おおかみに螢が一つ付いていた>を
踏まえた悼む句だと解る。金子兜太の「果たされなかった未来」を生きる
未来の俳人はきちんと「生き物感覚」を繋いでいけるだろうか。

13.コンパスの螺子の緩みや花朧(英和)
【真矢ひろみさん評】
ネジの緩みに春の物憂げな感触を読みとりました。

18.永日や手のひらに手のひらを置く(高資)
【朝吹英和さん評】
永き日の長閑な気分が中七下五の措辞によって表現されており、
散文的な表現が春のゆったりした時空に相応しい。

【大津留直さん評】
「手のひら」が繰り返されることによって、少なくとも、
この永日が特殊な重たい日であることが推察される。
おそらく、何か決定的なことが、この手から手へと
伝えられたのであろう。私自身、父の忌日である今日、
最早何も言えない父の手にわが手を置いたことを思い出している。

【星人評】
誰かの手のひらに自らの手のひらを重ねた光景だろう。
お見舞い、またはお別れの姿なのかもしれない。
相手を気づかってそっと手を重ねる仕草が美しい。

23 涅槃図の鶴のかたちの震災忌(星人)
【五島高資さん評】
ただの鶴ではなく涅槃図の鶴ならば悲しみに満ちているだろう。
東日本大震災ならその時季と涅槃会の頃も重なる。
津波で亡くなった人の魂が水を抜け出して昇天する鶴とも共鳴する。

25.七年を体内に棲む春の星(星人)
【服部一彦さん評】
これまでもそしてこれからも
とこしえに濡れて枯れない星の存在を
私たちは忘れられない。

【森信之さん評】
東日本大震災から7年。あの時の記憶はまだはっきり残っています。
風化させてはならないと思っています。

26.本尊の無き空間を春の月(ゆう)
【加藤昌一郎さん評】
本尊の不在の寺とは、今上野に来ている仁和寺だろうか。
先日赤い月が記事になった新聞を見たが、折角会いに
行ったのに不在な本尊に、月が赤くなって怒ったかと思ったが、
あれは月蝕のせいでしょう。「とはずがたり」で有名な
淫乱な皇族の寺だが、30年程前に、拝観に行ったら、
境内は背の低い「オカメ桜」が満開で、敷いてある蓙に
坐っただけで600円とられた。その時は私も赤くなって
怒った記憶があります。




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3月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 3月10日(土)午後5時締め切り ...続きを見る

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12月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 12月10日(日)午後5時締め切り ...続きを見る

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2017/12/03 11:52
11月句会結果
11月句会結果   第62回 11月句会「結果」 ※次回12月句会は2句出しで  11月30日(木)午後5時投句締め切り  選句は12月7日までの一週間です◇特選句 選評集◇1.芒原モーセの海の現るる(ゆう) 【阪野基道さん評】 言葉の美しさに惹かれました。芒の波立つ広大な原野と、モーセの海との 取り合わせがダブルイメージとなって、句に重層感を与えています。 この句の彼方にあるのは「モーセの十戒」ではなく、 「朧な不確定な世界」のような気がします。 ...続きを見る

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11月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 11月10日(金)午後5時締め切り ...続きを見る

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10月句会「結果」   第61回 10月句会「結果」 ...続きを見る

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6月句会告知 投句少なく、6月句会の選句公開は2日正午とします ...続きを見る

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1月句会告知 1月句会は2句出しで 1月10日(火)午後5時投句締め切り 選句は1月17日までの一週間です ...続きを見る

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14年分から振り返ってみました   ...続きを見る

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11月句会告知 第50回月例句会の選句公開は2日とします 今回だけは全員の投句を待ちます  ↓11月上旬まで 夕方の空 ...続きを見る

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今年1〜6月 月例句会結果まとめ
今年1〜6月 月例句会結果まとめ    今年1〜6月 月例句会結果まとめ ...続きを見る

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2016/04/07 20:34
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    第42回 3月句会「結果」 ...続きを見る

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2016/02/07 02:17
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  第40回 1月句会「結果」 ...続きを見る

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2016/01/12 18:54
2015年句会結果まとめ
     ◇2015年句会結果まとめ◇ ...続きを見る

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2015/12/12 14:45
11月句会「結果」
  第38回 11月句会「結果」 ...続きを見る

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10月句会「結果」
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2015/10/08 20:05
9月句会「結果」
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2015/09/08 00:52
8月句会「結果」
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2015/08/08 14:13
7月句会「結果」
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2015/07/08 06:24
今年1〜6月 月例句会結果まとめ
   今年1〜6月 月例句会結果まとめ ...続きを見る

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2015/06/11 13:57
6月句会「結果」
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2015/06/07 21:05
5月句会「結果」
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2015/05/12 17:13
4月句会「結果」
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2015/04/07 22:39
3月句会「結果」
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2015/03/08 13:30
2月句会「結果」
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2015/02/07 17:13
1月句会「結果」
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2015/01/12 15:10
2014年句会結果まとめ
2014年句会結果まとめ ...続きを見る

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2014/12/09 14:53
12月句会「結果」
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2014/12/07 17:01
アミノ酸
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2014/11/13 10:53
11月句会「結果」
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2014/11/08 07:09
11月句会告知と最近の感動の一冊
11月句会告知と最近の感動の一冊 ...続きを見る

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2014/10/24 14:48
10月句会「結果」
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2014/10/07 20:54
9月句会「結果」
※次回10月句会は2句出しで 9月30日(火)午後5時投句締め切りです 選句は10月7日までの1週間です  ◇特選句 選評集◇ 1.鬼怒川の悠久ありて鮎三尾(直克) ...続きを見る

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2014/09/07 19:07
8月句会「結果」
※次回9月句会は2句出しで 8月31日(日)午後5時投句締め切りです 選句は9月7日までの1週間です  ◇特選句 選評集◇ 5.道をしへサーカス来ると伝へ聞く(雅城) ...続きを見る

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2014/08/07 15:41
『新現代俳句最前線』(北溟社刊)
▼俳誌「歯車」358号 一書一句欄  利腕が不意に檸檬の香を放つ  石母田星人 ...続きを見る

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2014/07/10 18:34
7月句会「結果」
  ※次回8月句会は2句出しで 7月31日(木)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です  ◇特選句 選評集◇ 6.クレソンの静けさを切るナイフかな(直克) ...続きを見る

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2014/07/07 19:28
高橋雅城さんの特選句選評集
 ◇高橋雅城さんの特選句 選評集◇ ...続きを見る

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2014/06/16 18:54
今年1〜6月 月例句会結果まとめ
いつもの通り刹那に流れていかないよう、今年上半期を振り返ります。 4月分から横組みになって見にくいかも知れません。ご免ね。 ...続きを見る

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2014/06/10 19:13
6月句会「結果」
  ※次回7月句会は2句出しで 6月30日(土)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です  ◇特選句 選評集◇ 12.寡黙さも美学のひとつ猫柳(穏子) ...続きを見る

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2014/06/07 19:30
5月句会「結果」
  ※次回6月句会は2句出しで 5月31日(土)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です  ◇特選句 選評集◇ 4.献血を済まし新樹を仰ぐなり(雅城) 【石田桃江さん評】 無償の行為の献血。新樹を仰ぐことでいのちの つながりを感じました。 5.ひきがへる昭和の貌を留めをり(英和) 【松本龍子さん評】 一読、なんといっても季語のひきがえるが利いている。 昭和は戦争と高度成長の時代を象徴しているが 四肢が比較的短く、肥大した体をのそのそと運ぶ姿は ... ...続きを見る

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2014/05/08 14:28
4月句会「結果」
※次回5月句会は2句出しで 4月30日(水)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です  ◇特選句 選評集◇ 2.電線の廻りて富士の暮れ泥む(高資) 【加藤昌一郎さん評】 世界の名物になって脚光を浴びた富士。 花電車のようにネオンの中に立っている。 3.父の骨流木めきて春の月(直) 【加藤直克さん評】 父親を看取ったとき、死にゆく身体が親から子への 一世一代のプレゼントであるような気がした。 命を終えて岸辺にたゆたう流木も、そうした プレゼントの一... ...続きを見る

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2014/04/07 19:06
3月句会「結果」
※次回4月句会は2句出しで 3月31日(月)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です   ◇特選句 選評集◇ ...続きを見る

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2014/03/08 17:44
2月句会「結果」
※次回3月句会は2句出しで 2月28日(金)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です   ◇特選句 選評集◇ ...続きを見る

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2014/02/07 18:30
1月句会「結果」
※次回2月句会は2句出しで 1月31日(金)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です   ◇特選句 選評集◇ ...続きを見る

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2014/01/13 20:15
句会この一年〜まとめ
この一年の句会を振り返りました。 皆さんありがとうございました。 ...続きを見る

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2013/12/24 20:35
浦川聡子さんの枯蓮
いつさいは天上にあり枯蓮   浦川聡子(『眠れる木』より)秋時雨のなか晩秋の池を見てきました。 すぐに聡子さんのこの句が浮かびました。 「天上」という言葉には、 「空の上、この上もない、天に昇る、死ぬ、天上にある世界」など 多くの意味があります。 この句の天上は、枯蓮の印象から、 単に空の上ではなく死とつながるイメージがあります。 荒涼とした湖沼の、しおれた枯蓮の前にいるのです。 枯れて折れ曲がった葉や茎が風で音を立てています。 その場所で天上にいるとても大切な人、 その... ...続きを見る

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2013/10/25 21:24
句集『いいげるせいた』
 福島県喜多方市の俳人五十嵐進氏の第3句集。霧工房・2000円。  帯に書かれた自選15句は〈冷蔵庫の母の夕焼けを解凍する〉〈田園に風の断崖(きりぎし)父という〉〈幽霊のうごくかたちに雪降れり〉〈冬月や金粉法で彫る故郷〉〈少年を脱皮の途中鳥帰る〉〈この道は私を通る泣きながら〉〈君もまた片道だけの天の川〉〈満月のうしろ姿や海の盆〉〈手花火や見知らぬ背中濡れている〉〈百万の蛙の声の浮力にて銀河〉〈野末には首だけの馬かげろひき〉〈わが身とは煙突(けむりだし)とよ春の暮〉〈遠山に人干されおり夕紅葉... ...続きを見る

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2013/07/01 11:31
大石雄鬼さんの『だぶだぶの服』
大石雄鬼さんから、句集『だぶだぶの服』(ふらんす堂)を頂戴した。 帯に書かれた自選句は〈舟虫の化石にならぬため走る〉〈螢狩してきし足を抱いて寝る〉〈象の頭に小石の詰まる天の川〉〈菜の花をシャドーボクサー横切れり〉〈木下闇からだを拭けば赤くなり〉〈胸に綿あつまつてゐる夏布団〉〈クーラーのしたで潜水艦つくる〉〈下半身省略されて案山子佇つ〉〈獅子舞の心臓ふたつもて怒る〉〈磯巾着小石あつめて眠りゐる〉〈やどかりの後ろに妻の巨大なり〉〈ハモニカに映りて滝のやうになる〉〈原子力発電所から春の鹿〉〈田螺... ...続きを見る

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2012/10/12 15:13
金子敦さんの『乗船券』
金子敦さんに第4句集『乗船券』をいただいた。金子さんは「出航」所属。 ...続きを見る

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2012/06/17 12:49
久保純夫さん久保るみ子さんの『美しき死を真ん中の刹那あるいは永遠』
久保純夫さんから『美しき死を真ん中の刹那あるいは永遠』を頂戴した。 帯文に「句集『美しき死を真ん中の刹那あるいは永遠』は、もともと句日記として書いていたものから、俳句だけを独立させたものです。従って、すべて妻である流美子に向かって書かれた俳句になります。二〇一一年六月二五日、流美子がいなくなってからも、俳句は書き続けました。この三六五+αの句の後ろには毎日の想いが填っているのです。そして流美子が久保るみ子として書いた最後の作品になった四八句を収録しました」とある。 妻の入院、退院、ご自宅... ...続きを見る

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2012/06/11 15:16
岩淵喜代子さん『白雁』
岩淵喜代子さんに第5句集『白雁』(角川書店)を頂戴した。岩淵さんは「ににん」代表。 〈万の鳥帰り一羽の白雁も〉〈幻をかたちにすれば白魚に〉〈花ミモザ地上の船は錆こぼす〉〈十二使徒のあとに加はれ葱坊主〉〈今生の螢は声を持たざりし〉〈登山靴命二つのごと置かれ〉〈鳥は鳥同志で群るる白夜かな〉〈月光の届かぬ部屋に寝まるなり〉〈狼の闇の見えくる書庫の冷え〉など、凛とした景や大きな迫力のある構図が目立つ。そんな中、作品に原初の光が射し込み他の句とは違う次元で詠まれているような3句を曳く。〈尾があれば尾... ...続きを見る

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2012/05/20 16:57
山崎十生さんの『恋句』
山ア十生さんに第7句集『恋句』(喜怒哀楽書房)を贈っていただいた。山アさんは「紫」主宰。 〈殺意とは愛の結晶冴返る〉〈まぐはひの正装として遊糸あり〉〈匕首を帯に挟んで青き踏む〉〈手紙から鼓動伝はる青時雨〉〈聖五月耳のうしろに海がある〉〈告白はしないつもりだ額の花〉〈さくらんぼ二つに岐れたるその後〉〈その椅子が泉となってゐたる孤悲〉〈過客とは次の滴りまでの恋〉〈そのもののためにはあらず木下闇〉〈焙煎の汝が耳許にうっすら汗〉〈ことなしの宵闇爪が長すぎる〉〈芋の露おのれを縛り続けたり〉〈シャンプ... ...続きを見る

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2012/05/20 16:15

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