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zoom RSS 10月句会「結果」

<<   作成日時 : 2015/10/08 20:05   >>

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  10月句会「結果」
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※次回11月句会は2句出しで
10月31日(土)午後5時投句締め切り
選句は11月7日までの一週間です

特選句 選評集

7.正座して師の影探す銀河かな(英和)
【石川順一さん評】
季語は「銀河」。襟を正すとはこの事を言うのでしょう。
俳句に精進するのに、これほど心強い援軍は居りますまい。
天に師が。地には我。俳句に精進するのに何の憂いも無い。
理想の境地に達したのだと思います。

【石田桃江さん評】
銀河を仰ぎ見ながら師に思いを馳せる心が
よろこびにつつまれるようです。
正座と銀河の表現で師の存在の大きさを
感じます。

8.秋鯖や真夜中までも魔の手伸び(順一)
【大津留直さん評】
秋鯖があまりに美味なので、真夜中にそれを狙って魔の手が
伸びて来る、という意味ではないと思う。そうではなく、
脂がのりきった秋鯖には、どこか、真夜中にさえ手を伸ばして
くる魔の力を連想させるものがある、ということなのだろう。
それ以上の意味を詮索することをこの句自体が拒否しながら、
読者を唸らせる詩を潜ませている。

9.納屋を焼く秋の螢や人さらい(雅城)
【服部一彦さん評】
秋の饗宴とはこういうものか。もの狂おしくも哀切な時間。

10.月天心アポトーシスを待ってゐる(ひろみ)
【鈴木浮葉さん評】
がん細胞がアポトーシスしますように。

13.石庭の中空に鳴くちちろかな(星人)
【加藤直克さん評】
虫の音が夜空を覆うとき、宇宙との一体感を味わうことができる。
石庭といえば枯山水。その中空を埋めつくすちちろの声は、
あるいはダークマターの一つのあらわれなのかも知れない。

17.十六夜のもの煮る音のリズムかな(ゆう)
【朝吹英和さん評】
厨仕事の手を休めて暫し見惚れる十六夜の名月。
日常のリズムと宇宙のリズムが触れ合う瞬間に
詩情を感じる。

20.思い切り鏡を拭いて豊の秋(昌一郎)
【高橋雅城さん評】
上五中七に潔さがあり、下五の意外さが体言止めで終わる
言葉のきれがおみごとです。もはや鏡を曇らす湿気もなく、
拭いた跡も残らぬ気候にあって、季節は豊作をもたらす秋。
乾き暑くはない秋の空気にして黄金色の実り、実りその
ものを読まずあくまでもそれをもたらす気候、気象、空気、
そういったものを中心に据えた佳句ですね!

【星人評】
姿見のような大きな鏡。
豊作の喜びが「思い切り」の動作を生んだ。
拭く前と後の、鏡面の輝きの違いが分かる。

22.閃光を海が研ぎたるさんまかな(直)
【松本龍子さん評】
一読、詩情を感じる。視覚的な描写というより
直感的な感覚把握から生まれた句なのだろう。
「閃光」は瞬間的に発する光のこと。海面に光る
「閃光」はまるで海のさんまが研いでいるようだという
句意だろう。ダイナミックな直感力に感心する。

26.石畳赤く大きな月に濡れ(ひろみ)
【五島高資さん評】
スーパームーンだろうか。濡れた石畳に赤い月が写っている
のかもしれないが、ただそれだけではない詩情が感じられる。
月にあるというアムリタ、多くの人や人生が通り過ぎたであろう
石畳の長い歴史など、色々な思いが脳裡を駆け巡る。

27.飛魚や高天原をたしかめる(高資)
【加藤昌一郎さん評】
単純明快に日本の神話時代の風景を、禅画のような
一筆描きで活写し尽している。

【真矢ひろみさん評】
「夜鷹」のごとく「ジョナサン」のごとく
飛魚は高天原をひと目見ようと高く飛び、
その頂点に何かを認め、海原に戻っていった。





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