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みんなの「月例句会」ブログ


3月句会「結果」

2019/03/10 19:23
  第78回 3月句会「結果」
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4月句会は3月31日(日)午後5時投句締め切りの2句出しです


特選句 選評集

5.春光を育んでゐる金盥(星人)
【服部一彦さん評】
無機質な金盥でもこの宇宙での営みに無縁ではない。
春の光りに反応する細かな波動、金底の反射、
音まで聞こえてくる。金盥も一緒に成長しているのだ。

【松本龍子さん評】
一読、水と光の揺らめきを感じ「潜在意識」に届く。
金盥が柔らかく暖かい春の陽光を育てているという句意。
金盥が「鳥の巣」のように陽光を包みながらまた「新しい
命」を生み、育てている景が見えてくる。金盥の「金属の
反射光」が効いている。

【五島高資さん評】
金盥にはたいてい小さな凹凸がついている。
色々に反射する春の日光が綾なす模様を映し出す。
凹凸がつけられた過去の一瞬一瞬は忘れられていても、
確かにそこに生活の光景があったのである。

7.亀鳴くや象と地球が重すぎて(星人)
【朝吹英和さん評】
「亀鳴く」の季語のイメージと中七・下五の措辞が
不思議に調和して得心した。

【大津留直さん評】
おそらく、インド仏教の須弥山の図像からの連想であろう。
その須弥山で象と地球を背負う亀と季語「亀鳴く」を
取り合わせたところに俳味が出ている。

9.三月を敗戦と思ふ仮設かな(龍子)
【阪野基道さん評】
この敗戦による勝者とは、いかなるものか?
仮設、とは、敗者のためにのみ、あるのか?
永遠の問いを込めた短詩として、読むことができます。

【石田桃江さん評】
8年前の3月11日、東日本大震災。テレビで目に
した衝撃の光景。津波被災地の敗戦のような光景。
その後の仮設住宅での避難生活の方々。
忘れない=エネルギーとなり復興が進みますように。

13.山門に椿落ちるや父出奔(基道)
【真矢ひろみさん評】
辛口のロマンス こういう父になりたい 

14.光にも重さありけり春の月(ひろみ)
【於保淳子さん評】
春のぼんやりとした月を重いとするのか軽いとするのか、
人それぞれでしょうが、でも確かに光には重さがある。
それが上から降り注ぎ、春の何となくだるい雰囲気も
伝わってきます。

17.水温む真鯉の上を飛行船(一彦)
【森信之さん評】
寒さも緩んでやわらかな日差しのふりそそぐ春の日。
真鯉の上に飛行船が、と想像すると楽しくなる。
春を迎えた喜びを感じます。

22.嘘泣きのうまそうな雛顎細く(昌一郎)
【鈴木浮葉さん評】
平安時代のお公家さんは男もよく泣いたというので
これは女雛か男雛かわからないけれど、あの面長な顔を
見ていると嘘泣きがうまいって合点が行きます。
権謀術数が渦巻く公家政治の世界、色々立ち回らなければ
ならなかったのだろうね、男も女も。

25.身の丈の倍も張る根や冬の草(桃江)
【星人評】
一年草は全て枯れ、宿根草は地上部だけが枯れて根は残る。
春になると芽を出す。枯れ残ったようなこの草も、
抜こうとしたらなかなか抜けない。
地下には驚くほどの長さの命を秘めていた。
命は見た目じゃない。全ての命は未来形なのだ。

27.胸内に野火を放ちて生き直す(浮葉)
【加藤直克さん評】
野火を心象風景として捉えているところに感銘した。
まさに年度末であり、また平成も終わろうとしている。
堪え忍んできた心象の枯野に火を放って、
新たに生き直す決断の時なのであろう。

【加藤昌一郎さん評】
卒寿を越えた私にはとても栄養のある句です。
枯れ尽した私も野火を放って、余命を下さった
神様にお応えしなくては。

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3月句会「選句」

2019/03/03 16:30
6句選、そのうち1句が特選
特選句に短評を付してメールで返信のこと
3月10日(日)午後5時締め切り

1 春陽射しカフェの長居の無音かな   
2 十八の春の乙女の祈りかな      
3 ビル街に響く足音冴返る       
4 朝ぼらけ影絵となりし枯木かな    
5 春光を育んでゐる金盥        
6 土筆野や俄に蹶起する童女      
7 亀鳴くや象と地球が重すぎて     
8 犀眠る水陽炎の真下かな      
9 三月を敗戦と思ふ仮設かな      
10 逃げ水を掬えば逃げる神の声     
11 春光や生けるものみな包絡す     
12 桜貝月下の花を吐きにけり      
13 山門に椿落ちるや父出奔       
14 光にも重さありけり春の月      
15 岩窟やまなうら熱き寒茜       
16 たまゆらの鼻息かよふ春の星     
17 水温む真鯉の上を飛行船       
18 少年のままの驚き水温む       
19 ダークマター行けど耳鳴り消えもせず 
20 春灯を点くるも消すも大慈悲心    
21 老象が鼻腔差し出す暖かさ      
22 嘘泣きのうまそうな雛顎細く     
23 行く水に命ありけり西行忌      
24 五線符の取り巻く春の山と川     
25 身の丈の倍も張る根や冬の草     
26 暖かやメゾソプラノの声伸びる    
27 胸内に野火を放ちて生き直す     
28 梅ま白鳥は楽園見つけたり      
29 木管に重なるチェロや春の水     
30 バレンタイン小鳥たちみな番ひなり



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3月句会告知

2019/02/28 13:18
投句少なく、3月句会の選句公開は3日夜とします

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2月句会「結果」

2019/02/10 19:16
  第77回 2月句会「結果」
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3月句会は2月28日(木)午後5時投句締め切りの2句出しです


特選句 選評集

4.豆撒きやどうする身内の天邪鬼(浮葉)
【森信之さん評】
思わずニヤリのユーモアあふれる句。「どうする身内の」の
表現が実に面白い。そもそも俳句とはという忘れかけていた
ものを呼び起こされたような思いがします。

7.非常口の人形左へ春隣(一彦)
【加藤直克さん評】
非常口が標示が光るのはたいてい暗いところである。
その非常口の外には春が迫っているという季節感が歌われている。
暗さと明るさの対比を気づきにくい日常に見つけた感覚の鋭さを多としたい。

9.梟を背負って山を降りるかな(基道)
【松本龍子さん評】
一読、底知れない闇に梟と人の声が響く。人生を山登りに喩えるならば
定年を迎えた人にとっては、これからどう「下り坂」を降りていくかが
課題だが、そこで避けて通れないのが親の「介護」の問題である。
この句は梟のような親を背負って下山をしていかなければならない、
作者のふっと出た溜息なのかもしれない。
「どうかご自分の精神と身体をお大事に」と祈るばかりである。

13.裸木の立つや金星狩るために(ゆう)
【阪野基道さん評】
冬枯れの高木がシルエットとなり、
金星に触れようとしています。
触れることは「狩る」こと。
裸木の静かな生命力が、
天空を大きく揺らしているようです。

14.日の重さのせうすらひのまはりけり(星人)
【鈴木浮葉さん評】
あえかなるものの取り合わせで美しい。
こういう風景、こういう句に出会うために生きているのかもしれない。

【朝吹英和さん評】
薄氷の景から寒さの中で太陽の恵み・日差しの有難みが実感される。

【服部一彦さん評】
光の重力とまで言わないまでも、日光と薄氷との
微妙なかつ確かな交感。季節の詩情の確かな描写。

【五島高資さん評】
薄氷はもちろん日光による熱によって解けつつ回っているのだろう。
そこに当たった陽光に「重さ」を発見。それは、単なる日光の熱量を超えて
寒々とした日々という時間性も加味されている。 

15.耳と化し潮騒を聞く海鼠かな(ゆう)
【加藤昌一郎さん評】
現物を突きつけられたような存在感。
ミケランジェロ以上の堂々たるリアリズム。

【於保淳子さん評】
海辺の水底でじっとしている海鼠は実は潮騒を聞いていたのですね。
ユーモラスでまたなるほどと思いました。

16.春寒や壺の破片を入るる壺(星人)
【大津留直さん評】
この句からは、壺の中へ壺の破片を入れるときの音が春寒の澄んだ空気を
振動させて響いて来るのが聴こえてくる。俳句が詩の破片をかりそめに入れる
器であるとすれば、句作とは、そのような音を響かせることにほかならない。
その音色が、季節によって、状況によって変わって来ることを楽しみながら、
その音を響かせているのである。

19.雪間からめくれはじめるカットバン(龍子)
【石田桃江さん評】
春になり山の雪がとけていく様子を
カットバンがめくれはじめるとした表現に意外性があります。
山肌をおおい保護している積雪と、
肌をおおい保護しているカットバンの
同じ役割が伝わります。

20.てふてふと下山してゐる良寛忌(龍子)
【真矢ひろみさん評】
忌日俳句の作り方を教わったような気がします。

【星人評】
良寛さんは、旧の正月六日が忌日。
今年の新では結果発表の2月10日に当たります。
その頃の陽射しは良寛さんのイメージにぴったりです。
「てふてふ」はその陽射しを表しているのでしょう。
上五中七の比喩と忌日を組み合わせることで、
景色が立体的になり、心理的な重層性も見えてきました。

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1月句会「結果」

2019/01/17 23:22
  第76回 1月句会「結果」
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2月句会は1月31日(木)午後5時投句締め切りの2句出しです


特選句 選評集

2.決めかねる心も愉し松の内(淳子)
【朝吹英和さん評】
正月のゆったりとした、ややルーズな気分が良く出ている。

【星人評】
上五中七にはさまざまな想像が浮んできて面白い。
松の内は松飾を立てて迎えた年神様に滞在してもらう期間。
つまり神様に待っていただく期間。
せっかく神様がおられるのだから、
今年の目標を聞いてもらっている場面、と読んだ。
大きなチャレンジなのだろうか。

3.煮凝りや藻屑となりし魂のいろ(ひろみ)
【阪野基道さん評】
魂が藻屑となって煮凝りにとけ込んだ、と思うと、
煮凝りが愛おしくなります。
煮凝りは、煮込んだ材料によって色はさまざまですが、
さて、「魂のいろ」とは、どのような色味でしょうか。
この思いが、余韻となって響きます。

7.書初の墨は光をすりつぶす(直克)
【服部一彦さん評】
硯面に墨をあてて磨っていく。
その時墨はあらゆるものを吸って豊かに成長する。
その感じをよく言い当てた。

【五島高資さん評】
硯に射す日の光か。新年の陽光を言葉に変える詩境がすばらしい。
墨の芳しい香りも漂ってくるようである。

8.木枯らしや卵を抱きて娘たち(一彦)
【加藤直克さん評】
「卵を抱く」というところから、鳥の抱卵を思い浮かべる。
しかしそれは何かを暗示しているのであろう。あえて言えば、
平成の御代が終わろうとする時に、新しい時代への胎動というか、
いのちの更新への期待ということであろうか。
最近は「何々女子」という形で、意外なものに新たな魅力を
発見する女性が増えている。区から離れてしまうかもしれないが
そんな連想が浮かんでくるのである。

【鈴木浮葉さん評】
多分卵は、卵子のことだと思う。
何万個かの卵子を生まれながらに体内に持ち、
思春期からひと月に一回ずつ剥がし落としていく。
受精卵となり、数人の子供を持ち、育てて・・・閉経。
大変な人生。何だか愛おしいな女性って。

【真矢ひろみさん評】
卵の持つイメージ、記号としての内容は、
数十年で大きく変わったのではないか。
詩人・吉岡実の「卵」は、根源的なものを感じた。
現代の「卵」はどうであろう。

21.骨密度氷柱ぐらいの冬の虹(昌一郎)
【大津留直さん評】
季語は「冬の虹」。「氷柱」も同じ冬の季語ではあるが、
この場合、「氷柱ぐらいの」と例証のために置かれているに過ぎないので、
季重ねにはならない。もちろん、氷柱をポキンと折ってみた経験が
この句の基となっていることは確かであり、その経験から、
自分の骨密度が最近、低くなっているという健康上の問題が思い
起こされている。しかし、その氷柱を折ったとき聴こえたポキンという
音の中に作者は、冬の虹の儚くも美しい姿を見ているのであり、
そこに、有限性のただなかでしか感じ取ることができないものの
美しさが語られているのであろう。それを、あたかも、
冬の虹自身が骨密度の問題を抱えているかのような
物言いとなっているところに俳句独特の諧謔が生まれている。
〈屋根裏の氷柱を折ればまなかひの低き丘辺に冬の虹現(あ)る 大津留 直〉

24.帰り花一期一会の証かな(英和)
【於保淳子さん評】
思わぬ時、思わぬところで出会った花は、
美しくも厳しい中で咲いている。
その時かぎりの美しさを感じられます。

26.狼星を嗅がむと伸ばす象の鼻(星人)
【加藤昌一郎さん評】
春になるとケンタウルスに半殺しにされた姿で狼星が
現れます。それを見た象が少し鼻を伸ばせば簡単に
片付けられると思うのは当然かもしれません。
象の鼻の気持はよく解ります。

27.竹馬の一歩の跨ぐ神の山(星人)
【松本龍子さん評】
一読、少年時代を思い出す。竹馬の一歩が神の山の
上を越えるようだという句意。視覚的には小津監督の
ようなローアングルなら遠景の神の山を跨ぐことは可能
だろう。ダイナミックな構図は『進撃の巨人』などの
巨人伝説を想像させて楽しい。

【森信之さん評】
とてもスケールの大きな句でおおらかな気持になります。
夢のある想像力豊かな竹馬の一歩。新春に相応しい一句。

29.かしこくも菠薐草に紅と白(ゆう)
【石田桃江さん評】
葉のみどりと根元の紅と根の白。
みずみずしい甘味のある美味しい菠薐草が浮びます。
こうごうしく立派な菠薐草です。



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1月句会「選句」

2019/01/09 15:16
6句選、そのうち1句が特選
特選句に短評を付してメールで返信のこと
1月16日(水)午後5時締め切り

1 初晴れと祈りを寄せて一の宮    
2 決めかねる心も愉し松の内    
3 煮凝りや藻屑となりし魂のいろ  
4 阪神忌ぽつんとひとつ星ともり  
5 荼毘の中いさよふ雲に初茜    
6 テロありし大路うしろより風花す 
7 書初の墨は光をすりつぶす    
8 木枯らしや卵を抱きて娘たち   
9 言祝ぎをかまびすしくも初雀   
10 寒そうな家のベル押し刑事なる  
11 聖誕の水面に揺れるひかりかな
12 鮟鱇の裏返されて我に似る    
13 聖堂のきしみも床しクリスマス  
14 初空の遠き一点阿修羅見る    
15 遠火事や男の影が天よぎる    
16 グスク辺を渦巻く寒緋桜かな   
17 真裸に佇ち人拒む冬木かな    
18 人日や嬰(やや)の瞳に空の青  
19 冬銀河王妃のハープ駆け上がる  
20 切手貼り放し飼いする生身魂   
21 骨密度氷柱ぐらいの冬の虹    
22 極月の街の空気に踊らされ    
23 川の瀬の茂吉の歌碑や冬の空   
24 帰り花一期一会の証かな     
25 明かり手に夜明けに向かうお元日 
26 狼星を嗅がむと伸ばす象の鼻   
27 竹馬の一歩の跨ぐ神の山     
28 風花や攻窯の火のかたはらに   
29 かしこくも菠薐草に紅と白    
30 万歳に沸く里山や初日の出

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12月句会「結果」

2018/12/10 20:47
  第75回 12月句会「結果」
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1月句会は1月7日(月)午後5時投句締め切りの2句出しです


特選句 選評集

2.暁闇の漆紅葉の高貴かな(ひろみ)
【加藤直克さん評】
暁闇を「あかつきやみ」と読むか「ぎょうあん」と読むかで、
句の印象が変わってくる。「あかつきやみの」とすると上七で、
ほのかな明るさが少しずつ増していく時間の長さが感じられる。
これに対して「ぎょうあんの」だと音が凝縮し、時間も凝縮する
感じとなる。それによって高貴のニュアンスが変わってくる。
漆紅葉の赤はことさら深く、孤高の趣がある。
わたしとしては「あかつきやみ」がよいと思うが、
それぞれの味わいがあることをあらためて感じさせられた。

4.空高し骨董市の大時計(信之)
【五島高資さん評】
おおらかな光景に魅了された。
大時計はただただ時空を超えた邂逅を待つのみ。
高い空のように広き厚き御恵みのあらんことを。

6.十字架や人のかたちに蔦紅葉(高資)
【鈴木浮葉さん評】
人といえば、やはり磔刑の彼の方でしょうか?
クリスマス近くなので、気を惹かれました。

7.空の青コスモスの眼を洗いをり(直克)
【大津留直さん評】
一読、何とも言えぬ詩情を感じる。
高く晴れ上がった秋空の青が、一面に咲き盛る
コスモスのそれぞれの眼を洗い、作者の心の眼も洗って、
ヘンカイパン(全一)の秘儀へと参加させるのである。

【石田桃江さん評】
青空の下に広がるコスモス畑の光景が浮びます。
眼を洗うで、ますます鮮明となり心が洗われます。

9.陽光に抱かれてこそ銀杏散る(直克)
【於保淳子さん評】
散り際の銀杏が、金色に輝いてそして散っていく。
その満たされたようすが感じられて美しいと思います。

10.箸使ひ美しきひと近松忌(浮葉)
【星人評】
「事実と詩的な真実とは異なる。事実は時として
真実の敵となる。詩的な真実は虚の中にこそある
といってもいい。時には虚の世界に遊びなさい」。
承応から享保を生きた近松の芸術論は凄い。
結局は誰も彼も近松の掌で転がされている。
鏡の中にある鏡を見つめているような一句。

17.老人体操首を回せば鳥渡る(一彦)
【加藤昌一郎さん評】
僕も老人体操をやっています。それでも
いくらやっても鳥が渡るのを見たことがない。
もう少し真剣にやれば見えるのかもしれない。

20.これぞ梨だ味が容が含羞が(昌一郎)
【服部一彦さん評】
どう、不味いでしょ、と下手に媚びているところが可笑しい。

22.木守りの中の臨界静かなる(昌一郎)
【真矢ひろみさん評】
生命の本質は、はち切れるような情熱などではなく
静かな定常にある・・・という捉え方に共感

23.胸中を走る汽車あり大晦日(龍子)
【朝吹英和さん評】
胸中を轟音と共に走り抜ける汽車。一年を振り返る時
印象深かった出来事が脳裏を刺激し明滅する。

27.巨鯨棲む海に真向ふ机かな(ゆう)
【阪野基道さん評】
凪のない穏やかな海は、母なる海を実感させます。
鯨を直接目にすることはできないけれど、
その海に巨鯨が棲んでいる、という思いは美しい。
神々しい海に、小さな文机を「真向ふ」の語で
対置させたのが、見事です。

29.夜の端の少しめくれて虎落笛(ゆう)
【松本龍子さん評】
一読、宇宙の歌が聴こえてくる。冬の強風が竹垣や電線に
吹き付けて鋭い音を出すことで夜の端が振動で波打ちして
少しめくれているという句意。虎落笛が鳴る瞬間に作者の
心には「夜の端が少しめくれて」見えたということなのだ
ろう。自然の根源的存在への感動を呼び覚ます「虎落笛」。
やはり森羅万象は歌を歌っているのかもしれない。

30.枯れきつてあつけらかんと和合仏(星人)
【森信之さん評】
あらゆる執着をたち切り、無為自然に生きれば
〈あっけらかん〉という境地に達することができるのだろうか。

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12月句会「選句」

2018/12/03 14:38
6句選、そのうち1句が特選
特選句に短評を付してメールで返信のこと
12月10日(月)午後5時締め切り

1 月を愛で酒を愛でるや夜半の風  
2 暁闇の漆紅葉の高貴かな     
3 梵字より生るる不動や散る銀杏  
4 空高し骨董市の大時計      
5 しんかんと帚木紅葉灯りけり   
6 十字架や人のかたちに蔦紅葉   
7 空の青コスモスの眼を洗いをり  
8 使つてばかりの夫に勤労感謝の日 
9 陽光に抱かれてこそ銀杏散る   
10 箸使ひ美しきひと近松忌     
11 幹に寄りて雫受くかな冬の華   
12 松葉がに堅き螯の堂々と     
13 星一つ生れて拾へる落穂かな   
14 冬帝や袖口締めて道半ば     
15 夫婦石そのそれぞれの冬帽子   
16 火酒こぼし関東平野に影よぎる  
17 老人体操首を回せば鳥渡る    
18 小面の路行きなやむ冬銀河    
19 身に入むやクルスの墓標苔生して 
20 これぞ梨だ味が容が含羞が    
21 守護霊の宿りし巨樹や冬に入る  
22 木守りの中の臨界静かなる    
23 胸中を走る汽車あり大晦日    
24 響き合う畑に鳥鳴く小六月    
25 平成の坂道に釣瓶落しかな    
26 球根植う秋の菜園仕舞うなり   
27 巨鯨棲む海に真向ふ机かな    
28 袴着の駈けのぼりたる銀河系   
29 夜の端の少しめくれて虎落笛   
30 枯れきつてあつけらかんと和合仏

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11月句会「結果」

2018/11/10 20:39
  第74回 11月句会「結果」
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12月句会は11月30日(金)午後5時投句締め切りの2句出しです


特選句 選評集

2.探査機の蜘蛛手広げて秋の航(一彦)
【鈴木浮葉さん評】
景が大きい。宇宙の航海に
探査機の蜘蛛手が気にいりました。

3.てっぺんに梯子のかかる秋の空(桃江)
【真矢ひろみさん評】
ヤコブの梯子に相違あるまい。
秋の空にかかっているのだから。

5.虚に生きて実にも生きて俳諧秋(一彦)
【加藤昌一郎さん評】
俳諧の世界を自由に遊んだ人の大きな重量感。
「俳諧秋」という初めて見た言葉の爽やかな存在感に
驚きました。この言葉、これからの俳句の貴重な
用語の一つになるのではないでしょうか。

6.朝霧の晴れて普段の暮しかな(桃江)
【大津留直さん評】
読者に一泡吹かせる「普段の暮しかな」が小気味よい。
朝霧が毎朝のように立ち込めるドイツに居たので、
共感しきりである。

8.車椅子一周させて秋深し(直)
【石田桃江さん評】
秋深しの季節を満喫出来たよろこびが伝わって来ます。
一周させてで、ゆっくりとすごせた時間を感じます。

10.滝壺に砕けたる月よみがへる(星人)
【松本龍子さん評】
一読、滝の水音が聴こえてくる。滝の湖面に映った月が滝壺に
飲み込まれてばらばらに砕けたが、しばらくすると浮き上がって
月が湖面に映っているという句意だろう。縄文人は月の満ち欠け
に人間の一生を重ねることで「月」を再生の象徴と考えていたが、
作者は月の砕ける瞬間の中に「永遠の命」を見たのだろうか。

【五島高資さん評】
滝壺の水面に映る月。波紋に消えた月影が再び
そのかたちを取り戻す、その閑寂の刹那に魅了される。

11.月夜茸そぞろ歩きの影ばかり(基道)
【星人評】
夜の山で発光する月夜茸を見たことがある。
青白い光はとても奇妙で幻想的な姿だった。
「そぞろ歩きの影」の表現であの夜の光景を思い出した。

17.桐一葉機屋に低き機の音(英和)
【加藤直克さん評】
「はたやにひくきはたのおと」という「ハ行の音」の連なりが、
機織りのリズムと建物のたたずまいを表現している。
そこにふわりと落ちる桐の葉。これを「きりひとは」と詠んで
いいのなら、さらにハ行の音が重なり、趣が深くなるように思う。

24.ばらばらと軒打つ木の実テンペスト(直克)
【朝吹英和さん評】
木の実が落ちて激しく音を立てている情景から突如
ベートーヴェンのピアノソナタ第17番(テンペスト)が
鳴り響いた。二物衝撃が効果的。

25.天心の星座の中を散る銀杏(ゆう)
【森信之さん評】
巨大なる宇宙の中に存在している自分を感じます。
そして何回も読んでいると、
自分と散る銀杏がリンクしてくる。

30.水澄むや一本の杭あればこそ(星人)
【服部一彦さん評】
水は活きている。ただの静謐ではない。
杭があるというだけで水の清澄さは深まる。不思議な感動。

【於保淳子さん評】
澄んだ水の流れは一本の杭でその流れがよく見える。この杭は
川の中にあるのかそれとも心の中なのか、いろいろ想像できます。

【阪野基道さん評】
一本の杭があるからこそ、澄む水がさらに澄んで見える。
一本の杭とは人間のことなのでしょう。
清・濁の対比がくっきりと浮かび上がってきます。



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11月句会「選句」

2018/11/03 15:43
6句選、そのうち1句が特選
特選句に短評を付してメールで返信のこと
11月10日(土)午後5時締め切り

1 アールヌーボーの猫は紫窓に蔦  
2 探査機の蜘蛛手広げて秋の航   
3 てっぺんに梯子のかかる秋の空  
4 海鳴りに熊野の星は増え続け   
5 虚に生きて実にも生きて俳諧秋  
6 朝霧の晴れて普段の暮しかな   
7 死ぬるなら宇宙の死をと一遍忌  
8 車椅子一周させて秋深し     
9 二十五時銀河にとどくかの遺影  
10 滝壺に砕けたる月よみがへる
11 月夜茸そぞろ歩きの影ばかり   
12 円空仏に似る松茸や笑み給ふ   
13 産学協同万歳近大鮪美味     
14 永遠の遠いまなざし鳥渡る    
15 よく見れば回つてをりぬ秋桜   
16 木の椅子に大正の香や秋惜しむ  
17 桐一葉機屋に低き機の音     
18 似てる手の形確かむ彼岸花    
19 秋澄みて深呼吸する鯨かな    
20 無言館紅葉の丘を登り来て    
21 折鶴をざら紙に解く神の留守   
22 細道のどこまでつづく桃青忌   
23 秋深く掃き寄せられし雲の痕   
24 ばらばらと軒打つ木の実テンペスト
25 天心の星座の中を散る銀杏    
26 手と足と往きては帰る盆踊り   
27 栃の実の坂道行けばギターの音  
28 指先に水のからまる紅葉狩    
29 むきだしの山肌見るや秋の雨   
30 水澄むや一本の杭あればこそ


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10月句会「結果」
10月句会「結果」   第73回 10月句会「結果」 ...続きを見る

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2018/10/10 19:56
10月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 10月10日(水)午後5時締め切り ...続きを見る

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2018/10/03 19:25
9月句会「結果」
9月句会「結果」   第72回 9月句会「結果」 ...続きを見る

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2018/09/10 20:21
9月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 9月10日(月)午後5時締め切り ...続きを見る

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2018/09/03 16:07
8月句会「結果」
8月句会「結果」   第71回 8月句会「結果」 ...続きを見る

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2018/08/10 18:38
8月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 8月10日(金)午後5時締め切り ...続きを見る

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2018/08/03 20:08
7月句会「結果」
7月句会「結果」   第70回 7月句会「結果」 ...続きを見る

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2018/07/10 13:43
7月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 7月10日(火)午後5時締め切り ...続きを見る

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2018/07/03 23:29
6月句会「結果」
6月句会「結果」   第69回 6月句会「結果」 ...続きを見る

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2018/06/11 21:08
6月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 6月10日(日)午後5時締め切り ...続きを見る

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2018/06/03 19:42
5月句会「結果」
5月句会「結果」   第68回 5月句会「結果」 ...続きを見る

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2018/05/13 11:55
5月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 5月10日(木)午後5時締め切り ...続きを見る

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2018/05/03 11:29
4月句会「結果」
4月句会「結果」   第67回 4月句会「結果」 ...続きを見る

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2018/04/11 15:22
4月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 4月10日(火)午後5時締め切り ...続きを見る

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2018/04/03 11:46
3月句会「結果」
3月句会「結果」   第66回 3月句会「結果」 ...続きを見る

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2018/03/11 13:28
3月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 3月10日(土)午後5時締め切り ...続きを見る

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2018/03/03 13:05
2月句会「結果」
2月句会「結果」   第65回 2月句会「結果」 ...続きを見る

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2018/02/10 16:55
2月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 2月10日(土)午後5時締め切り ...続きを見る

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2018/02/03 13:09
1月句会「結果」
1月句会「結果」   第64回 1月句会「結果」 ...続きを見る

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2018/01/17 20:01
1月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 1月15日(月)午後5時締め切り ...続きを見る

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2018/01/08 21:40
12月句会「結果」
12月句会「結果」   第63回 12月句会「結果」ふたご座流星群凄いすごい ...続きを見る

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2017/12/13 19:07
12月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 12月10日(日)午後5時締め切り ...続きを見る

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2017/12/03 11:52
11月句会結果
11月句会結果   第62回 11月句会「結果」 ※次回12月句会は2句出しで  11月30日(木)午後5時投句締め切り  選句は12月7日までの一週間です◇特選句 選評集◇1.芒原モーセの海の現るる(ゆう) 【阪野基道さん評】 言葉の美しさに惹かれました。芒の波立つ広大な原野と、モーセの海との 取り合わせがダブルイメージとなって、句に重層感を与えています。 この句の彼方にあるのは「モーセの十戒」ではなく、 「朧な不確定な世界」のような気がします。 ...続きを見る

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2017/11/10 18:49
11月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 11月10日(金)午後5時締め切り ...続きを見る

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2017/11/03 10:57
10月句会「結果」
10月句会「結果」   第61回 10月句会「結果」 ...続きを見る

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2017/10/11 01:21
10月句会「選句」
6句選、そのうち1句が特選 特選句に短評を付してメールで返信のこと 10月10日(火)午後5時締め切り ...続きを見る

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2017/10/03 10:55
9月句会「結果」
9月句会「結果」   第60回 9月句会「結果」 ...続きを見る

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2017/09/10 16:28
9月句会「選句」
  9月句会「選句」 ...続きを見る

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2017/09/03 13:05
8月句会「結果」
8月句会「結果」   第59回 8月句会「結果」 ...続きを見る

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2017/08/10 15:00
8月句会「選句」
  8月句会「選句」 ...続きを見る

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2017/08/03 12:09
7月句会「結果」
7月句会「結果」   第58回 7月句会「結果」 ...続きを見る

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2017/07/10 16:53
7月句会「選句」
  7月句会「選句」 ...続きを見る

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2017/07/03 12:00
6月句会「結果」
6月句会「結果」   第57回 6月句会「結果」 ...続きを見る

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2017/06/09 14:33
6月句会「選句」
  6月句会「選句」 ...続きを見る

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2017/06/02 12:24
6月句会告知
6月句会告知 投句少なく、6月句会の選句公開は2日正午とします ...続きを見る

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2017/05/31 11:06
5月句会「結果」
5月句会「結果」   第56回 5月句会「結果」 ...続きを見る

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2017/05/13 10:36
5月句会「選句」
  5月句会「選句」 ...続きを見る

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2017/05/03 10:32
4月句会「結果」
4月句会「結果」   第55回 4月句会「結果」 ...続きを見る

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2017/04/11 10:04
4月句会「選句」
  4月句会「選句」 ...続きを見る

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2017/04/03 11:43
3月句会「結果」
3月句会「結果」   第54回 3月句会「結果」 ...続きを見る

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2017/03/07 19:28
2月句会「結果」
  第53回 2月句会「結果」 ...続きを見る

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2017/02/07 18:48
1月句会「結果」
  第52回 1月句会「結果」 ...続きを見る

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2017/01/17 21:49
1月句会告知
1月句会は2句出しで 1月10日(火)午後5時投句締め切り 選句は1月17日までの一週間です ...続きを見る

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2017/01/02 20:40
12月句会「結果」
  第51回 12月句会「結果」 ...続きを見る

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2016/12/08 19:56
14年分から振り返ってみました
  ...続きを見る

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2016/11/17 19:24
11月句会「結果」
  第50回 11月句会「結果」 ...続きを見る

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2016/11/07 18:18
11月句会告知
第50回月例句会の選句公開は2日とします 今回だけは全員の投句を待ちます  ↓11月上旬まで 夕方の空 ...続きを見る

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2016/10/16 19:33
10月句会「結果」
  第49回 10月句会「結果」 ...続きを見る

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2016/10/07 13:37
10月句会告知
2句出し。9月30日〆 ↓音無し ...続きを見る

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2016/09/29 22:47
9月句会「結果」
  第48回 9月句会「結果」 ...続きを見る

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2016/09/07 17:07
今年1〜6月 月例句会結果まとめ
   今年1〜6月 月例句会結果まとめ ...続きを見る

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2016/06/23 12:55
12月句会「結果」
  第39回 12月句会「結果」 ...続きを見る

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2015/12/12 14:45
11月句会「結果」
  第38回 11月句会「結果」 ...続きを見る

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2015/11/09 15:28
10月句会「結果」
  10月句会「結果」 ...続きを見る

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2015/10/08 20:05
9月句会「結果」
  9月句会「結果」 ...続きを見る

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2015/09/08 00:52
8月句会「結果」
  8月句会「結果」 ...続きを見る

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2015/08/08 14:13
7月句会「結果」
  7月句会「結果」 ...続きを見る

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2015/07/08 06:24
12月句会「結果」
12月句会「結果」 ...続きを見る

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2014/12/07 17:01
アミノ酸
アミノ酸 ...続きを見る

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2014/11/13 10:53
11月句会「結果」
11月句会「結果」 ...続きを見る

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2014/11/08 07:09
11月句会告知と最近の感動の一冊
11月句会告知と最近の感動の一冊 ...続きを見る

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2014/10/24 14:48
10月句会「結果」
10月句会「結果」 ...続きを見る

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2014/10/07 20:54
9月句会「結果」
※次回10月句会は2句出しで 9月30日(火)午後5時投句締め切りです 選句は10月7日までの1週間です  ◇特選句 選評集◇ 1.鬼怒川の悠久ありて鮎三尾(直克) ...続きを見る

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2014/09/07 19:07
8月句会「結果」
※次回9月句会は2句出しで 8月31日(日)午後5時投句締め切りです 選句は9月7日までの1週間です  ◇特選句 選評集◇ 5.道をしへサーカス来ると伝へ聞く(雅城) ...続きを見る

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2014/08/07 15:41
『新現代俳句最前線』(北溟社刊)
▼俳誌「歯車」358号 一書一句欄  利腕が不意に檸檬の香を放つ  石母田星人 ...続きを見る

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2014/07/10 18:34
7月句会「結果」
  ※次回8月句会は2句出しで 7月31日(木)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です  ◇特選句 選評集◇ 6.クレソンの静けさを切るナイフかな(直克) ...続きを見る

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2014/07/07 19:28
高橋雅城さんの特選句選評集
 ◇高橋雅城さんの特選句 選評集◇ ...続きを見る

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2014/06/16 18:54
今年1〜6月 月例句会結果まとめ
いつもの通り刹那に流れていかないよう、今年上半期を振り返ります。 4月分から横組みになって見にくいかも知れません。ご免ね。 ...続きを見る

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2014/06/10 19:13
6月句会「結果」
  ※次回7月句会は2句出しで 6月30日(土)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です  ◇特選句 選評集◇ 12.寡黙さも美学のひとつ猫柳(穏子) ...続きを見る

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2014/06/07 19:30
5月句会「結果」
  ※次回6月句会は2句出しで 5月31日(土)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です  ◇特選句 選評集◇ 4.献血を済まし新樹を仰ぐなり(雅城) 【石田桃江さん評】 無償の行為の献血。新樹を仰ぐことでいのちの つながりを感じました。 5.ひきがへる昭和の貌を留めをり(英和) 【松本龍子さん評】 一読、なんといっても季語のひきがえるが利いている。 昭和は戦争と高度成長の時代を象徴しているが 四肢が比較的短く、肥大した体をのそのそと運ぶ姿は ... ...続きを見る

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2014/05/08 14:28
4月句会「結果」
※次回5月句会は2句出しで 4月30日(水)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です  ◇特選句 選評集◇ 2.電線の廻りて富士の暮れ泥む(高資) 【加藤昌一郎さん評】 世界の名物になって脚光を浴びた富士。 花電車のようにネオンの中に立っている。 3.父の骨流木めきて春の月(直) 【加藤直克さん評】 父親を看取ったとき、死にゆく身体が親から子への 一世一代のプレゼントであるような気がした。 命を終えて岸辺にたゆたう流木も、そうした プレゼントの一... ...続きを見る

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2014/04/07 19:06
3月句会「結果」
※次回4月句会は2句出しで 3月31日(月)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です   ◇特選句 選評集◇ ...続きを見る

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2014/03/08 17:44
2月句会「結果」
※次回3月句会は2句出しで 2月28日(金)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です   ◇特選句 選評集◇ ...続きを見る

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2014/02/07 18:30
1月句会「結果」
※次回2月句会は2句出しで 1月31日(金)午後5時投句締め切りです 選句は7日までの1週間です   ◇特選句 選評集◇ ...続きを見る

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2014/01/13 20:15
句会この一年〜まとめ
この一年の句会を振り返りました。 皆さんありがとうございました。 ...続きを見る

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2013/12/24 20:35
浦川聡子さんの枯蓮
いつさいは天上にあり枯蓮   浦川聡子(『眠れる木』より)秋時雨のなか晩秋の池を見てきました。 すぐに聡子さんのこの句が浮かびました。 「天上」という言葉には、 「空の上、この上もない、天に昇る、死ぬ、天上にある世界」など 多くの意味があります。 この句の天上は、枯蓮の印象から、 単に空の上ではなく死とつながるイメージがあります。 荒涼とした湖沼の、しおれた枯蓮の前にいるのです。 枯れて折れ曲がった葉や茎が風で音を立てています。 その場所で天上にいるとても大切な人、 その... ...続きを見る

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2013/10/25 21:24
句集『いいげるせいた』
 福島県喜多方市の俳人五十嵐進氏の第3句集。霧工房・2000円。  帯に書かれた自選15句は〈冷蔵庫の母の夕焼けを解凍する〉〈田園に風の断崖(きりぎし)父という〉〈幽霊のうごくかたちに雪降れり〉〈冬月や金粉法で彫る故郷〉〈少年を脱皮の途中鳥帰る〉〈この道は私を通る泣きながら〉〈君もまた片道だけの天の川〉〈満月のうしろ姿や海の盆〉〈手花火や見知らぬ背中濡れている〉〈百万の蛙の声の浮力にて銀河〉〈野末には首だけの馬かげろひき〉〈わが身とは煙突(けむりだし)とよ春の暮〉〈遠山に人干されおり夕紅葉... ...続きを見る

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2013/07/01 11:31
大石雄鬼さんの『だぶだぶの服』
大石雄鬼さんから、句集『だぶだぶの服』(ふらんす堂)を頂戴した。 帯に書かれた自選句は〈舟虫の化石にならぬため走る〉〈螢狩してきし足を抱いて寝る〉〈象の頭に小石の詰まる天の川〉〈菜の花をシャドーボクサー横切れり〉〈木下闇からだを拭けば赤くなり〉〈胸に綿あつまつてゐる夏布団〉〈クーラーのしたで潜水艦つくる〉〈下半身省略されて案山子佇つ〉〈獅子舞の心臓ふたつもて怒る〉〈磯巾着小石あつめて眠りゐる〉〈やどかりの後ろに妻の巨大なり〉〈ハモニカに映りて滝のやうになる〉〈原子力発電所から春の鹿〉〈田螺... ...続きを見る

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2012/10/12 15:13
金子敦さんの『乗船券』
金子敦さんに第4句集『乗船券』をいただいた。金子さんは「出航」所属。 ...続きを見る

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2012/06/17 12:49
久保純夫さん久保るみ子さんの『美しき死を真ん中の刹那あるいは永遠』
久保純夫さんから『美しき死を真ん中の刹那あるいは永遠』を頂戴した。 帯文に「句集『美しき死を真ん中の刹那あるいは永遠』は、もともと句日記として書いていたものから、俳句だけを独立させたものです。従って、すべて妻である流美子に向かって書かれた俳句になります。二〇一一年六月二五日、流美子がいなくなってからも、俳句は書き続けました。この三六五+αの句の後ろには毎日の想いが填っているのです。そして流美子が久保るみ子として書いた最後の作品になった四八句を収録しました」とある。 妻の入院、退院、ご自宅... ...続きを見る

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2012/06/11 15:16
岩淵喜代子さん『白雁』
岩淵喜代子さんに第5句集『白雁』(角川書店)を頂戴した。岩淵さんは「ににん」代表。 〈万の鳥帰り一羽の白雁も〉〈幻をかたちにすれば白魚に〉〈花ミモザ地上の船は錆こぼす〉〈十二使徒のあとに加はれ葱坊主〉〈今生の螢は声を持たざりし〉〈登山靴命二つのごと置かれ〉〈鳥は鳥同志で群るる白夜かな〉〈月光の届かぬ部屋に寝まるなり〉〈狼の闇の見えくる書庫の冷え〉など、凛とした景や大きな迫力のある構図が目立つ。そんな中、作品に原初の光が射し込み他の句とは違う次元で詠まれているような3句を曳く。〈尾があれば尾... ...続きを見る

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2012/05/20 16:57
山崎十生さんの『恋句』
山ア十生さんに第7句集『恋句』(喜怒哀楽書房)を贈っていただいた。山アさんは「紫」主宰。 〈殺意とは愛の結晶冴返る〉〈まぐはひの正装として遊糸あり〉〈匕首を帯に挟んで青き踏む〉〈手紙から鼓動伝はる青時雨〉〈聖五月耳のうしろに海がある〉〈告白はしないつもりだ額の花〉〈さくらんぼ二つに岐れたるその後〉〈その椅子が泉となってゐたる孤悲〉〈過客とは次の滴りまでの恋〉〈そのもののためにはあらず木下闇〉〈焙煎の汝が耳許にうっすら汗〉〈ことなしの宵闇爪が長すぎる〉〈芋の露おのれを縛り続けたり〉〈シャンプ... ...続きを見る

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2012/05/20 16:15

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