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12月句会告知

2018/11/30 13:34
投句少なく、12月句会の選句公開は3日夜とします


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11月句会「結果」

2018/11/10 20:39
  第74回 11月句会「結果」
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12月句会は11月30日(金)午後5時投句締め切りの2句出しです


特選句 選評集

2.探査機の蜘蛛手広げて秋の航(一彦)
【鈴木浮葉さん評】
景が大きい。宇宙の航海に
探査機の蜘蛛手が気にいりました。

3.てっぺんに梯子のかかる秋の空(桃江)
【真矢ひろみさん評】
ヤコブの梯子に相違あるまい。
秋の空にかかっているのだから。

5.虚に生きて実にも生きて俳諧秋(一彦)
【加藤昌一郎さん評】
俳諧の世界を自由に遊んだ人の大きな重量感。
「俳諧秋」という初めて見た言葉の爽やかな存在感に
驚きました。この言葉、これからの俳句の貴重な
用語の一つになるのではないでしょうか。

6.朝霧の晴れて普段の暮しかな(桃江)
【大津留直さん評】
読者に一泡吹かせる「普段の暮しかな」が小気味よい。
朝霧が毎朝のように立ち込めるドイツに居たので、
共感しきりである。

8.車椅子一周させて秋深し(直)
【石田桃江さん評】
秋深しの季節を満喫出来たよろこびが伝わって来ます。
一周させてで、ゆっくりとすごせた時間を感じます。

10.滝壺に砕けたる月よみがへる(星人)
【松本龍子さん評】
一読、滝の水音が聴こえてくる。滝の湖面に映った月が滝壺に
飲み込まれてばらばらに砕けたが、しばらくすると浮き上がって
月が湖面に映っているという句意だろう。縄文人は月の満ち欠け
に人間の一生を重ねることで「月」を再生の象徴と考えていたが、
作者は月の砕ける瞬間の中に「永遠の命」を見たのだろうか。

【五島高資さん評】
滝壺の水面に映る月。波紋に消えた月影が再び
そのかたちを取り戻す、その閑寂の刹那に魅了される。

11.月夜茸そぞろ歩きの影ばかり(基道)
【星人評】
夜の山で発光する月夜茸を見たことがある。
青白い光はとても奇妙で幻想的な姿だった。
「そぞろ歩きの影」の表現であの夜の光景を思い出した。

17.桐一葉機屋に低き機の音(英和)
【加藤直克さん評】
「はたやにひくきはたのおと」という「ハ行の音」の連なりが、
機織りのリズムと建物のたたずまいを表現している。
そこにふわりと落ちる桐の葉。これを「きりひとは」と詠んで
いいのなら、さらにハ行の音が重なり、趣が深くなるように思う。

24.ばらばらと軒打つ木の実テンペスト(直克)
【朝吹英和さん評】
木の実が落ちて激しく音を立てている情景から突如
ベートーヴェンのピアノソナタ第17番(テンペスト)が
鳴り響いた。二物衝撃が効果的。

25.天心の星座の中を散る銀杏(ゆう)
【森信之さん評】
巨大なる宇宙の中に存在している自分を感じます。
そして何回も読んでいると、
自分と散る銀杏がリンクしてくる。

30.水澄むや一本の杭あればこそ(星人)
【服部一彦さん評】
水は活きている。ただの静謐ではない。
杭があるというだけで水の清澄さは深まる。不思議な感動。

【於保淳子さん評】
澄んだ水の流れは一本の杭でその流れがよく見える。この杭は
川の中にあるのかそれとも心の中なのか、いろいろ想像できます。

【阪野基道さん評】
一本の杭があるからこそ、澄む水がさらに澄んで見える。
一本の杭とは人間のことなのでしょう。
清・濁の対比がくっきりと浮かび上がってきます。



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11月句会「選句」

2018/11/03 15:43
6句選、そのうち1句が特選
特選句に短評を付してメールで返信のこと
11月10日(土)午後5時締め切り

1 アールヌーボーの猫は紫窓に蔦  
2 探査機の蜘蛛手広げて秋の航   
3 てっぺんに梯子のかかる秋の空  
4 海鳴りに熊野の星は増え続け   
5 虚に生きて実にも生きて俳諧秋  
6 朝霧の晴れて普段の暮しかな   
7 死ぬるなら宇宙の死をと一遍忌  
8 車椅子一周させて秋深し     
9 二十五時銀河にとどくかの遺影  
10 滝壺に砕けたる月よみがへる
11 月夜茸そぞろ歩きの影ばかり   
12 円空仏に似る松茸や笑み給ふ   
13 産学協同万歳近大鮪美味     
14 永遠の遠いまなざし鳥渡る    
15 よく見れば回つてをりぬ秋桜   
16 木の椅子に大正の香や秋惜しむ  
17 桐一葉機屋に低き機の音     
18 似てる手の形確かむ彼岸花    
19 秋澄みて深呼吸する鯨かな    
20 無言館紅葉の丘を登り来て    
21 折鶴をざら紙に解く神の留守   
22 細道のどこまでつづく桃青忌   
23 秋深く掃き寄せられし雲の痕   
24 ばらばらと軒打つ木の実テンペスト
25 天心の星座の中を散る銀杏    
26 手と足と往きては帰る盆踊り   
27 栃の実の坂道行けばギターの音  
28 指先に水のからまる紅葉狩    
29 むきだしの山肌見るや秋の雨   
30 水澄むや一本の杭あればこそ


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