『新現代俳句最前線』(北溟社刊)

▼俳誌「歯車」358号 一書一句欄 
利腕が不意に檸檬の香を放つ  石母田星人

▼誌「滝」6月号  遠景近景欄 
日蝕の残してゆきぬ蟇       石母田星人
霾や我が血脈の蝦夷より     白濱 一羊
方舟の零しゆきたるにがよもぎ  高橋 修宏
洛陽に積まれて月の煉瓦かな  津髙里永子
町中の紐を結べり冬夕焼     水野真由美
抱擁を白い金魚の横切りぬ    宮崎 斗士
夜を来る馬の輪郭星涼し      しなだしん
河童いま出払つてをり沢胡桃  上野 一孝
新聞は明治のにほひ石蕗の花  大石香代子
月の舟の乗船券を渡さるる    金子  敦
蜉蝣や東京人の生渇き       森須  蘭
銀漢のなぎさに拾ふ鏃かな    今井  豊
宵宮や淡く化粧へる男の子    甲斐由起子
寒卵朝日の方へころがりぬ    坂本  緑

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画像 【おすすめ句集】 秦夕美さん『さよならさんかく』、中西夕紀さん『くれなゐ』、 蓬田紀枝子さん『黒き蝶』を読んでみてください。(星人)