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zoom RSS 加藤直克さんの小走り

<<   作成日時 : 2013/10/28 01:20   >>

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顔細き犬小走りに初時雨  加藤直克(『葆光』より)

雨は「水の循環」の過程のひとつです。
山に降った雨が沢から川に流れ海に出ます。
やがて雲となって再び山に雨をもたらします。
地下水も湧水となってめぐります。
これらの水は、山や土中の養分を運ぶのです。
この物質の移動が生き物の命を育みます。
この句の初時雨も万物の次の成長のため、
少し冷たくそれでいてやわらかく大地をぬらしてゆきます。
犬の体型と「小走り」という軽やかなリズムが、
息をするように降る雨と呼応します。
慈愛の雨を体に受ける動物の喜びを感じます。
ぬれることを嫌うのは、
あらゆる自然の言葉に耳をふさぎ、
自然をすべてコントロールできると勘違いしている人間だけです。
時雨を受ければすぐに風邪をひきます。
地上で最も弱いのは人類です。


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